昨夜、若松監督が言いました。
「この前、愛知淑徳大学に町田康さんに来てもらって
町田さんは、小説を書くことについて、
俺は映画を撮ることについて、学生たちに話したんだよ。
そうしたら、町田さんが、
作品を作るのは『ノイズ』だって言ったの。
俺は、さすが町田さんだなあ、と思ったよ。
俺が映画をつくるのも、町田さんが小説を書くのも
『ノイズ』なんだよ。
ものをつくるのは『ノイズ』なんだよね」
今、監督は、週1度、愛知淑徳大学の大学院で教えています。
文化創造研究科の創造表現専攻というコースの中で、
映画をつくることについて、学生たちと話し合ったり、
実際にみんなで映画をつくったりしています。
「難しい理屈なんか言えないけどね」と監督は言います。
監督が、学生たちにどんな『ノイズ』を発しているのでしょう。
いつか、大学での監督をレポートしたいと思います。(A)