先月の関東地方大雪の日、若松監督は札幌へ。
札幌札幌シアターキノにて
若い人たちのショートフィルムと「17歳の風景」が上映されました。
「若い人を育てていこうってことで、
経済産業省の北海道経済産業局が
シアターキノと共同で主催したらしいよ。
若い人たちのショートフィルムね、とっても上手なんだよ。
うますぎるっていうくらい。だけどね、志がないんだ。
どうして、こんなカット割りなのかっていうのが見えない。
見た目はかっこいいんだけど・・・」
そして1月28日(土)、今度は監督は大分へ。
「17歳の風景」を上映した「シネマ5」で舞台挨拶。
「湯布院映画祭の関係者やマスコミも来ていてね、
「連赤」のことを話したら、みんな興味を示していたよ。
連赤なんて知らない、という若い人たちに、
どういうものだったかを説明したりしてた」
翌日は福岡へ。
ここでは3月11日から「シネテリエ天神」で「17歳の風景」がかかります。
それに先だって、ラジオや新聞、雑誌などの取材を数本受けました。
さらに、今年は世界のあちこちで、「17歳の風景」を始めとした監督の作品が
上映されます。
2月にはフランスのサンドニ映画祭で「犯された白衣」や「性賊」などの8本が、
4月には香港国際映画祭とドイツのフランクフルトの日本コネクションで「17歳の風景」が、
そして4月末から5月にかけてサンフランシスコ国際映画祭で「17歳の風景」が
さらに5月にはソウルのアートシネマで60年代の作品を中心に12本、
同月にスロベニアで「17歳の風景」が上映される予定です。
いろいろな歴史を背負い、さまざまなテーマを抱えたそれぞれの地域で
監督の作品との、どのような出会いが生まれるのでしょう。(A)