長らく更新が途絶えてしまい、失礼致しました。
この間、明治学院大学の「若松孝二研究」イベントなどで、
各国から集まった研究者たちによる、
監督の作品の考察が展開されました。
こちらの内容も、かなり興味深いものですので、
近い内にレポートをアップします。
さて、とうとう、「実録・連合赤軍」の原作が完成しました。
1960年の安保闘争から、1972年のあさま山荘に至るまでの
まさに、「実録」です。
1960年6月15日。国会議事堂周辺を埋め尽くす10万人の群衆。
あの激動の時代、日本で、世界で何が起きていたのか。
連合赤軍はなぜ生まれ、なぜあの事件に至ったのか。
赤軍の若者たちは、何を思い、何を求め、どう動いたのか。
あさま山荘で、どのような会話が交わされていたのか。
その事実を刻銘に記録した、渾身の原作です。
そして、先週末、できたての原作を手に、
ロケハンへ行ってきました。
冬のロケハンに続く、2度目のロケハンです。
赤軍の若者たちの山での日々を思い描きながら
山の中、沢などを歩き回りました。
監督が頭に描くイメージと
カメラマンや美術の人など、その場にいた人たちのイメージが
少しずつ重なり合っていきます。
いよいよ、秋のクランクインに向けて
本格的に動き始めました!
このサイトも、近く、リニューアルします。
皆さん、チェックしてくださいね。(A)