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撮影再開 !!

12月20日

20日あまりの準備期間をおいて、東京都内でロケが再開された。

010001_3 連合赤軍は、突如出現したわけではない。高揚した学生運動が政府によって強圧的に押さえ込まれていった'60~'70年の歴史の結果として、彼らは生まれた。今日から始まった都内とその周辺での撮影は、その連合赤軍が結成されるまでの経過が中心だ。
まずは、都心に残る古いアパートで、赤軍派の幹部だった高原浩之が逮捕されるシーン。'70年3月、日航機「よど」号をハイジャックした赤軍派は警察の集中的な攻撃にさらされ、有力なメンバーが次々に逮捕される。そのなかで、逮捕も指名手配もされなかった森恒夫が徐々に赤軍派の指導権を握り、やがて政治思想も活動体質も異なる革命左派(京浜安保共闘)と連合赤軍を結成した。
次の撮影は、革命左派のメンバーだった早岐やす子が逃亡するシーン。逃亡した早岐は、同じ頃逃亡した向山とともに、、その直後の'71年8月、情報漏れを恐れる永田洋子らによって殺害さた。じつは、榛名山での「敗北死」が始まる4ヶ月前に、すでに犠牲者がでていたのだ。
これも、彼らの足跡を知るためには欠かせない事実だ……。
この映画は、事実を追いながら展開してゆく。そういった意味で、都内と周辺での撮影は、'60~'70年の学生運動の歴史をたどってゆくことになりそうだ。
                                                                 

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2006年12月21日 00:10に投稿されたエントリーのページです。

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