6月27日
ついに、完成試写会が新宿の明治安田生命ホールで開かれました。
500人収容の会場は満員。制作員会の船戸与一、鈴木邦男、三上治をはじめ、元赤軍派議長塩見考也氏、元革命左派で現在「連合赤軍事件の全体像を残す会」の活動をしている雪野健作氏、日本の新左翼を研究するハワイ大学のパトリシア・スタインホフ教授、スタッフ、出演者などさまざまな人たちが集まりました。
観終わった人たちは、口々に「あっという間の3時間だった」「もっと観たかった」「すごい映画だ」と興奮した様子。平岡正明氏は、「間違いなく、若松孝二の最高傑作だ」と評しました。スタッフや出演者の想いは、確実に伝わり、この作品を見ていただいた人たちの胸に残ったようです。ありがとうございました。
しかし、映画は完成して終了するわけではありません。その映画を観る人たちがいて、初めて成立します。今後は来年2月の封切りに向けて、より一層努力します。
今後ともよろしくお願いいたします。