本日、ベルリン国際映画祭から、正式な招待状が届きました。
先般の東京国際映画祭に出していましたので、コンペ部門ではなく
ヨーロッパプレミアとしてフォーラム部門へのご招待です。
「東京で観たとき、私たちは深い感銘を受けました」とのメッセージ入りで。
1965年「壁の中の秘事」で招待され「国辱」と呼ばれた若松監督が
数十年の歳月を経て、再び、ベルリン国際映画祭へ!
現在、六本木シネマートにてATG特集が行われており、
先週金曜日の23日、井筒監督の「ガキ帝国」上映後、
若松監督とプロデューサーの佐々木史郎さんのトークがありました。
ここで佐々木史郎さんは、連合赤軍について
「若ちゃん、僕は、何年ぶりかで、映画をみて、泣いたよ。
最後の15分、本当に泣いていたよ」と話していました。
佐々木さんが流した涙、ベルリン映画祭選考委員の胸を打ったもの。
映画が、いろいろな人と出会いながら、
どんどん成長を続けているように感じました。
さて、来週末から、いよいよロケ地でもある宮城県の古川にて
全国どこよりも早く、1週間だけの公開です。
ロケでお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。
大崎市役所鳴子総合支所の皆さま、鳴子ダムの皆さま、鬼首ロッジの皆さま、
鳴子消防団の皆さま、地元のたくさんの皆さま、
ぜひ、古川のシネマ・リオーネにて、完成した作品を観て頂ければ嬉しいです。
初日の8日には、若松監督と坂東役の大西信満さんの舞台挨拶もあります!