23日(土)からスタートした下高井戸シネマ。
土曜日も日曜日も、雨の中、たくさんのお客様に足をお運び頂き、
両日とも、15時5分の回は満席となりました。
上映後のトークは、劇場の扉を開け放し、
18時50分の回をごらんのお客様にも立ち見でご覧頂きました。
「最後の少年の叫びは、どの文献にも出てこないが?」
「勇気は大切だが、もっと大切なのは、どのような社会が理想なのかを
明確にすることではないか」
「役者さんたちは、演じた人間のことを理解できたのか、どう理解したか」
「監督の次の作品の予定は?」
「DVDは出るのか?」
「監督がよくいくゴールデン街の店の名前は?」
などなど、土日とも、実に次々といろいろな質問が飛びだしました。
監督は、あさま山荘内部については、奪還された坂東氏と
ベッカー高原で会ったときに聞いたことや、監督としての表現の意味、
なぜ、これをどうしても残しておきたかったかなどを、話しました。
役者さんたちは「再現ドラマではない、自分があの状況でどう感じたか、
何を思ったか、焦りや、自己保身、一方で、同志を痛めつける哀しみ、
そんなことを感じていた」などと答えました。
今週一週間、下高井戸シネマでの上映は続きます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。