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パリ熱狂!若松監督inパリシネマ


今回のパリシネマ(7月3~13日)は「キャタピラー」以外にも多くの若松監督作品が上映されます。日本特集のなかで、若松孝二へのオマージュと題された特集が行われ、講演会、60年代の作品のオールナイト上映、『連合赤軍』の上映と討論が行われます。そして今回パリシネマでは、ゲストの寺島しのぶさん特集上映も行われます。
7月3日のオールナイトでは、『胎児が密猟するとき』、『犯された白衣』、『壁の中の秘事』、『ゆけゆけ二度目の処女』、プロデュース作品の大島渚監督『愛のコリーダ』が上映されました。10数年前にフランスで最初に若松孝二特集が開かれたエトランジェ・フィルムフェスティバルと同じ会場であったため、当時のエピソードなども語られ、翌朝の6時終了という長丁場にも関わらず、多くの観客の方が集まり会場は熱気に包まれていました。
翌4日にはフランス国立図書館にて、リベラシオン紙のフィリップ・アズーリさんが司会で若松監督の講演会が行われました。『キャタピラー』を含めた数本のヴィデオクリップを上映しながら、若松監督の演出に具体的に迫る内容で、集まった100人近い人々は熱心に耳を傾けていました。
そして『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』の上映後には、30分以上に及ぶ討論が行われ、フランスと日本の政治状況の差異から制作の経緯に至るまで様々な内容の議論がなされました。
監督は上映、イベント以外の時間はテレビ、ラジオ、雑誌などのインタビューが続いています。パリシネマの様子、写真などは後日まとめてブログでアップしますので、楽しみにしてて下さい!

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2010年07月06日 12:57に投稿されたエントリーのページです。

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