7/8(木)広島で「キャタピラー」の先行上映がありました。前日にパリシネマから帰国したばかりで、全国、そして全世界を飛び回る若松監督の強靭な体力、精神力にはいつも驚かされます。
岡山でのキャンペーンの後、広島シネツイン本通り館へ若松監督が到着されたのは、なんと夜22時!21時15分からの上映にも関わらず、多くのお客様がいらしてくださいました。そして上映後、若松監督が登壇すると、23時近い時間にも関わらず、舞台挨拶&質疑応答は盛り上がり、予定時間をはるかに越え盛り上がりました。
「日本は唯一原爆を落とされた国。それを世界に知らせたかった。元ちとせさんの歌を聴いたときぶっ飛びました。僕の思っていた歌だったからね。」
元ちとせさん「死んだ女の子」をエンディング曲にした事についての質問に答える中でも、監督のヒロシマへの想いが語られました。原爆をテーマにしたこの歌を元ちとせさんは8月6日に原爆ドームで歌われています。
舞台挨拶終了後にはサイン&握手会が自然とはじまりました。上映後のアンケートにも絶賛の声が多く、「広島の人は必見だ」という感想も寄せられました。全国に先だって広島で公開される「キャタピラー」への感心の高さが感じられる上映となりました。
そして翌9日(金)、シネツインで共同記者会見、テレビ局、ラジオ局とまわり大忙しの1日となりました。監督は「ドームはどちらですか?」と気にしていた監督の為に、キャンペーンを車で回る途中、原爆ドームへ少し寄る事も出来ました。
広島の方に監督の「反戦」への思いが伝わった、とても意義のある上映となりました。そして全国の公開に先駆けて8月6日から公開される広島で、もっと多くの方に観て頂けたらうれしいです。
今回のブログに御協力して頂きました、広島サロンシネマの皆様にこの場をお借りして、お礼申し上げます。