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満員御礼!長岡アジア映画祭


本日9/12(日)、長岡アジア映画祭にて「キャタピラー」上映と、若松監督、大西信満さんの舞台挨拶が行われました。昼過ぎに長岡に到着すると、高速道路は通行止めになるほどの悪天候でした。監督の「上映までに絶対雨はやむ!」という念が通じたのか、上映前に雨足はおさまりました。

そして上映前のロビーには整理券を握りしめた方の行列と、当日券を求める方の列であふれかえっていました!

上映後に、監督が登壇すると、会場は割れんばかりの拍手が起こりました。「ようやく手と足が生えそろった大西君が挨拶したいと言うので、紹介します!」という監督の紹介で大西さんが登壇すると、会場は大きな笑いに包まれました。司会の小林三四郎さん(キャタピラーにも村の男役で出演されています!)が、「大西さんの声が聞けるのは貴重だな~、新鮮ですね」というと、大西さんも「ようやくしゃべって、歩けるようになりました」と笑顔で答えていました。「赤ちゃんは会話はできないけど、表情や仕草だけで感情を伝える。久蔵を演じるにあたって、赤ちゃんをみて役作りの参考にした」、「若松監督の現場ではずっと気を張り詰めていないと全てに対応できない。そして自分なりの準備が不可欠だが、監督は準備をして現場にくるのを嫌う。ちゃんと準備しつつ、無の状態で現場に挑むようにしなければならない」と、現場を振り返っていました。

自分は前世新潟人だったのではないか?という程に新潟ロケが多くて好きな若松監督。「今回の映画でも新潟の方にはエキストラや色々な事でお世話になった。今日観に来て下さった中にも、この映画に参加して下さった方がいたら、ありがとうございます」と、撮影でお世話になった新潟の方々にお礼をおっしゃっていました。
「次回作も新潟ロケの予定はありますか?」という小林さんからの質問には、「今までも色々な作品で訪れたし、新潟は僕にとってとても縁のある場所。またこの日本の美しい風景が残っている新潟では撮影をしたいと思っています」とうれしそうに答えていました。

質疑応答も多くの質問が飛び交い予定時間の50分をあっさりオーバーし、ヒートアップしたまま、舞台挨拶は終了となりました。そしてロビーでは監督、大西さんのサイン入りパンフレットが飛ぶように売れていきました。

撮影地である長岡の上映で多くの方に観て頂き、また撮影に御協力頂いた方にも再会出来たり、とても感慨深い上映となりました。上映が終わる頃にはすっかり雨もやみ、きれいな夕空が広がっていました。お足もとの悪い中、会場にお越し下さった皆様、本当にありがとうございました!

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2010年09月12日 19:04に投稿されたエントリーのページです。

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