先日、ジェイフィルムにて三島と海燕の予告編を編集。
2分弱という短い間に、いかに作品のエッセンスを盛り込むか。
本編をいかに濃縮させていくか。
濃縮させつつ、観た人の頭にやきつかせつつ、
そして、これ自体のリズムで、どうまとめ上げるか。
予告編という短い作品だ。
一日で2本の予告編が完成した。
海燕の方は、ジェイフィルムの坂本さんの力作に
若松監督が若干のアレンジ。
若い感性と監督の風合いが解け合った。
この日は午後、船戸与一氏に会う。
「海燕ホテル・ブルー」の題字を書いて頂くためだ。
躍動するような骨太な字を書く船戸氏は、行きつけの高円寺の焼き鳥屋
(三島のラストカットを撮影した場所でもある)の
一徳のお店の文字を書いてもいる。
そしてこの日も、素晴らしい題字を書いて頂いた。
そして明日はいよいよ、海燕のダビング。