本日の若松プロは、昨日までの空気が一変。
一気に緊張が漲った。
(昨日までも、もちろんほどよい緊張感はあったのですが
その比ではない、漲り方、という意味で・・・)
演出部の車、照明・録音用機材車、撮影車と
それぞれの車に各機材の積み込み。
今回の若松組も、低予算ゆえの少数精鋭。
各自が智恵を絞りつつ、一番効率よい方法は何かを考える。
目的は、1つ。
若松監督がこの作品に込めた思いを形にする、ということだ。
明日の早朝、各自それぞれの動き方で撮影現場に入る。
ファーストカットは、佐野史郎とARATAによる作品冒頭の重要なシーン。
中上健次が描いた、生きることの不条理さとエネルギーと神話的な匂いとが
どのような映像で私たちの目の前に立ち現れてくるのか…。
身震いがするような緊張感と期待感でいっぱいになる。
明日、いよいよクランクイン…。
可能な限り、ロケ現場からのレポートを
このブログにてアップしていきます。