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宮台真司、「海燕」を語る!若松孝二とディープな対談実現。

昨晩、若松プロの事務所がスタジオに早変わりした。

社会学者で若松監督の長年のファンでもある宮台真司さんをお迎えして
現在、テアトル新宿、横浜ジャック&ベティで公開中の
「海燕ホテル・ブルー」の上映記念特別対談の模様が
ネット番組制作配信会社「コンディションイエロー」さんの企画として
ネットで生中継された。

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「連合赤軍」「キャタピラー」「三島」と
歴史の三部作を作ってきた重圧から
監督が自分を完全に解放して、
妄想の暴走するままに作った「海燕」が
なぜ、あのような作品に仕上がったのか、
宮台さんの語る言葉が明確に解きほぐしてくれた。

いや、映画は観てくれた一人一人のもの。
そして、それは宮台さんにとっての「海燕」だ。
一人一人にとって、変幻自在に姿を変えるのが
「海燕」、いや「映画」の底力だ。

そして、「キバった歴史モノもいいけれど、
こうして肩の力を抜いて、監督の無意識の感覚のままに作品を作ると
実に60年代と変わらぬ若松監督の作風がメルヘンとして登場し、
それは、この悲観的な現代にもまったくリアルなものとして存在する。
ずっと若松監督にあこがれ続けてきた者として、
監督が75歳にして、再びこのような作品を作ったことが嬉しい」と
「海燕」を絶賛してくれた宮台さんの言葉を胸に
また、今日も劇場で、新たなお客さんと出会って
新たな「海燕」が誕生していくことを願うばかりだ。

この対談の模様は
http://youtu.be/5fpgm5luGpM
コンディションイエローさんによってこちらにアップされている。
関心のある方は、ぜひに!

宮台さん、お忙しい中、駆け付けてくださって、本当にありがとうございます!

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2012年03月28日 10:58に投稿されたエントリーのページです。

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