異例の冷たい雨が続くパリ。
本日の若松監督は、「若松孝二のドキュメンタリーを撮りたい」という
フランスの映画監督との打ち合わせ。
過去の作品、昨年制作した3作品、そしてこれからの構想など
話しは尽きない。
が、「本日はあくまで打ち合わせ。この濃密な話題の核心は
実際のインタビューを撮影する日にとっておきましょう」と笑顔で握手を交わす。
時代や文化を越えて影響を与える挑戦的な作品を作り続けてきた
若松孝二の頭の中を、様々なシーンを撮影することで描き出そうという
極めて刺激的な企画となりそうだ。
さて、明日の朝、いよいよ若松監督は、リヨン駅からカンヌ行きの列車に乗り込む。
41年ぶりのカンヌ国際映画祭の舞台が待っている。
「11.25自決の日」が、世界と出会う瞬間が近づいている。
カンヌリポート、可能な限り、ブログでリアルタイムにアップしていきます。