受賞こそ何もなかったが
ベネチア国際映画祭で、高良、高岡らと一緒に
ワールドプレミアの瞬間を過ごし、
上映後には暖かな拍手に迎えられた若松監督。
カンヌの時より健康状態もよく
ベネチアでの日々を、ゆったりと満喫した。
作品を「作りたい」と思い、作り、仕上げ、
そして観客の前に差し出すこと。
ひたすらに、その事を繰り返してきた。
そして、これからも、という思いを胸に(多分)
映画祭最後の夜、ベネチアでの夕暮れを見つめる若松監督。
そして昨日、無事ベネチアより帰国した若松監督。
気合い十分で、次なる作品に向けた構想を練り始めている。
そしていよいよ、年明け早々から、「千年の愉楽」公開に向けた
各地でのイベントがスタートする。
ベルリン、カンヌに引き続き、通訳とコーディネートをしてくださった
高橋晶子さんのご協力のもと、ささやかではありますが、
ベネチアレポートをお届けすることができました。
現地でお世話になりました皆さま、ありがとうございました。