今月23日にテアトル新宿で行われる
「追悼を越えて 若松孝二in新宿」オールナイトイベントを皮切りに
12月9日〜文芸坐にて
12月15日〜キネカ大森にて
監督の旧作・近作の特集上映が「追悼を越えて」part2、part3として
次々にスタートする。
そして、最新作『千年の愉楽』の全国公開が
来年3月9日に決定した。
都内はテアトル新宿にて。
この全国公開に向けて、さらなる「追悼を越えて」の思いをつないだ
各地でのイベントが予定されている。
若松孝二は、私たちに、立ち止まることを許さない。
現場では、キャストの演技にダメだしをしながら
後ろ側でもたつくスタッフのわずかな動きも見逃さなかった。
頭の後ろにも目がついているのか!?というような若松孝二の眼力。
ヒリつくような現場の緊張感が、今も皮膚に生々しく蘇ってくる。
そうだ。追悼を越えていかねばならない。
「千年の愉楽」という、監督人生最期の大勝負を
きちんと、やり遂げねばならないのだ。