「千年の愉楽」のポスターやチラシを、絶賛配布中である。
監督がこだわり愛した、オリュウの表情が中央にある。
路地を見つめるオリュウノオバのこの眼差しに
監督は執着していた。
来年1月17日のテアトル新宿での先行上映会には
高良健吾、高岡蒼佑、佐野史郎、井浦新らとともに、
オリュウノオバ演じた寺島しのぶも舞台挨拶に立つ。
「新藤監督と乙羽信子さんのように、ずっと一緒に作品をつくりつづけたい」と
クランクアップ後に語っていた寺島しのぶ。
そのコメントを読み、満足げに笑っていた若松孝二を思い出す。
現在、新・文芸坐では、連日、多彩なゲストを招いて
若松孝二レトロスペクティブが進行中。
それぞれの中に刻まれた若松孝二を、各ゲストが
ときに辛口に、しかし情熱をもって語っている。
今週末からは、キネカ大森にて近作上映が始まる。
そして、来年1月6日には、全国どこよりも先に
ロケ地三重にて「千年の愉楽」がスクリーンに登場する。
1月6日(日)
三重県総合文化センター(多目的ホール)
10:00/13:30/17:00
各回上映後に、キャストのトークイベント(1時間)あり。
登壇キャスト:高良健吾、高岡蒼佑、佐野史郎、井浦新
入場料:1000円
※前売り券の販売はありません。当日券のみ。