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関西弾丸ツアー終了!明日はテアトルへ

14日に「シネリーブル神戸」「京都シネマ」
「テアトル梅田」そして「第七藝術劇場」と
4つの劇場での先行上映イベントをこなした
佐野史郎、高良健吾、高岡蒼佑、井浦新。
4つの劇場とも立ち見席まで出た満席になり
若松組恒例、観客とのキャッチボールを交えた
トークセッションも行われた。

翌15日は終日、分刻みの目まぐるしいマスコミキャンペーン。
若松プロの強力関西地区宣伝マン、風まかせの松井寛子氏による
ゲリラ的なスケジュールは今回も健在だった。
キャストたちは3つの部屋を行ったり来たりしながら
新聞、テレビ、雑誌、ラジオと
精力的に各媒体の取材に応じていった。
そして、夜遅くの新幹線で、一路、東京へ。

このエンジンが全開の状態で、
向かうは、明日のテアトル新宿である。
18時40分/21時20分 2回上映
各回上映後に20分のトークあり。
残念ながら座席は全て完売したが、
2回目の立ち見席は若干残っているとの事。

今回は、主演の寺島しのぶも壇上に。
都内でも作品が飛び立って行く、その瞬間、
寺島らキャストは、どんな言葉を観客に届けようとするのか。
若松孝二に、どんな言葉を贈るのか。

大島渚さんも、いってしまった。
次々と飛び立って行く彼方には
一体何が待っているのだろうか。

「なあんも、おとろし事はない!
 何が待ち受けていようと、
 あたしがこの世に取り上げちゃる!
 さあ、こっちだ!おいで!」
女たちの腹からひねり出て来ようとする赤子に
オリュウノオバがかける言葉。

この世とあの世を、行ったり来たりする
ホトトギスが、劇中なんどもその声を響かせる。

監督、やっぱりこれは、若松孝二の
最後にして始まりのような、そんな歌になりましたね。

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2013年01月16日 10:35に投稿されたエントリーのページです。

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